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奈良県柳生の天乃石立神社の磐座。山の森の奥にとつぜんあらわれる切り立った人工的な岩の壁に思わず「これはなんだ」と思った。高さは6mある。 |
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横から見るとこのような角度で立ち上がっている。 |
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そしてこれが天照大御神。なぜ太陽の神がこれなのか。 |
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一刀岩といってげんざいは柳生一族と関わりのある岩とされているが、私はこれはむかしは女性器の象徴として崇められていたのだと思う。女性器は太陽や豊穣を生んだのである。 |
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巨石の多い山添村の神野山のなべくら渓。天の川を模してつくられたとされるが、はたして? 山添村いわくら文化研究会ホームページ |
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磐船神社といえば交野市にあるが、河南町にもあり、このような磐座が祭られている。 |
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これはあきらかにワレメのある女陰を祭っているのだろう。いまなら子宝祈願の岩だろうが、むかしは豊穣や再生が願われたと思われる。世界は女陰から生み出されるものだったのである。 |
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生駒市にある稲蔵神社の磐座。ぬぼ〜とした三角形の妖怪みたいだ。高さは6mもある。うしろ側はつたが幾重にも重なり合って、まるで脈打つ血管のようだ。でも男根と呼ぶより、おにぎり。 |
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生駒山系の高尾山山頂ちかくにある鐸比古(ぬでひこ)大神。河内が見渡せる景色のいいところにある。比古とは「日子」であり、「彦」になり、「日女」は「姫」である。つまりみんな太陽神の子なのである。 |
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たまたま通りかかって息を呑んだ吉野の岩神神社の巨岩。高さは十数mあるそうだ。岩というよりは崖である。 |
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交野市にある磐船神社の磐座。饒速日(にぎはやひ)が乗ってきた天の磐船とされる。いわゆる天孫降臨神話というものである。 |
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滋賀県の巨岩信仰の箕作山(みつくりやま)。太郎坊宮が中腹にあって、巨岩むきだしの山そのものが崇められたような奇怪な風貌をしている。 |
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わかりにくいが、生駒山系の岩戸神社。岩山がご神体とされており、となりの高座神社は天照大神を祭っている。太陽の神は岩盤のワレメから毎朝生まれると考えられていたのかもしれない。 |