タイトルイメージ
本文へジャンプ  

 



 大阪リバーサイド逍遥              2004/5/23



 大阪の川の表情を撮ってみました。私は長年大阪に住んできましたが、やっぱり知らないところも多くあります。そういう知らないところを見ることはひとつの驚きでもあります。マウンテンバイクを無目的に走らせながら、それらを写真に収めました。

西成から大正へ阪神高速をわたった木津川の写真ですが、あとで気づいたのですが左岸にホームレスのテントがずらっと並んでいました。
木津川から大阪ドームをのぞむの図です。
まったく木造だけの家がありました。う〜ん、木造の味わいがあるなぁ。
アメリカのTVに出てきそうなキャンピング・カー(?)を発見。喫茶店をやっておりました。
おそらく木津川と道頓堀川と尻無川が合流するあたりだと思います。
なんか銀ピカの建造物があると思ったら水門でした。
安治川にはエレベーターで降りるトンネルがあります。エレベーター・ボーイ(?)がいて、びみょうに気まずい。
安治川の下のトンネルです。なんでこんなものがあるのかと思いますが、おそらく船の航行をさまたげないためだと思われます。
この建物から川の下にトンネルが伸びいているわけです。
此花区の六軒家川ですが、船の荷捌き場があったそうです。この川に全国から廻船が集まっていた江戸時代の風景を見てみたいです。
大阪中央卸売市場です。安治川ぞいにあり、はじめて見ました。すいかのダンボールが山のようにあり、パチられないかなと思いました。
水上バスです。川はむかしは船の道路のようなものだったから、商都としての大阪にはたくさんの水路がはりめぐらされていました。川の用途や楽しみ方をもっと充実させてもらいたいものです。
堂島川からはキタの高層ビル群が見えます。なんとなく高層ビルのほうに魅かれるんだな。
屋形船というのでしょうか、宴会ができる船です。でも護岸がコンクリートでは、おもしろみが欠けるのではないでしょうか。まあ、夜景はけっこういいかもしれません。
木津川ぞいを南に下っていて、ふと護岸コンクリートをのぼると、ホームレスの家がずらっと並んでいました。食料の調達はどうしているのかと思いますが、ここは人の目がありませんから快適なんでしょうね。ただわれわれの街にわれわれが恐ろしくて近づけない地帯ができたことは残念です。
水門です。船が通るたびにぱかっと開くかするんでしょう。
おそらくホームレス収容所のようなものがありました。ここいらはほとんど工業地帯なので、住宅地から離れていて人は安心できるんでしょう。労働と貧困は人々の暮らしから遠ざけられるのです。
南津守から大正へのぐるぐる回りつづける千本松大橋です。高すぎて怖い。
けっこう緑の多い住吉川です。散歩できる道になっています。でも護岸が高すぎるし、水量が少ないし、、川の味わいが出ていないな。
ここにもホームレスの青テントがあります。川と海と公園はホームレスばっかりです。仕事先がないのもあると思いますが、日本の住宅が高すぎるのもあるんじゃないかとふと思いました。
阪神高速下の小川の道ですが、ここもホームレスのテントに占領されています。



 水の安らぎを求めて大阪の川の写真を撮ると、どうしてもホームレスのテントや小屋の写真ばっかりになってしまいます。大阪にはそれだけ多いということです。なにかが悪いのか、それともこのままのほうがいいのか。もうすでに当たり前の風景と化しつつあるようです。

 さいしょ、今日は西成の風景を撮ろうと思っていたのですが、コワすぎてカメラを向けるのはできませんでした。南海線路ぞいに露天が並んでいて、ブランドのパチもの、AVビデオ、ガラクタみたいなものを売っている店がたくさんありました。無法地帯みたいでした。


 ▼さいきん写真ばかり載せていますが、重すぎますか。ページを開くのに時間がかかりすぎますか。もし時間がかかるようでしたら、掲載量を減らすかの工夫が必要ですね。ご意見ください。




あなたのご意見・ご感想ぜひお待ちしております!
  ues@leo.interq.or.jp

|TOP|断想集|書評集|プロフィール|リンク|
   
inserted by FC2 system