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▼テーマは古代史と歴史地理 

 



 ■041024断想集 古代天皇と日本の神々




 日本の神とはふしぎなものである。       2004/10/24

 神社に祭られている神のことなんてまるで興味がなかったが、古代史を読んでみてはじめて神社の神の多くは古代の権力者や支配者、天皇であることを知った。

 神がむかしは人間であったこと、それも天皇やときの支配者であったとは知りもしなかった。また天皇や支配者が神にまで上りつめて、われわれもそれを知ってか知らずか、神社に参っているとはどういうことなんだろうと思った。

 現在の人間が現在の支配者や権力者を神として崇めたり、祭ったりすることはほとんどない。われわれはもう少し人間の限界を知っているし、ときの権力者をカリスマ化したり、神格化する危険を警戒している。だいぶ前に亡くなった近代の権力者すら神格化することはないだろう。

 しかし大昔の人たちは天皇や権力者たちを神格化してありがたいものとして崇めたり、祭ったりした。現代のインドでならかんたんに生きている人でも神格化しそうだが。

 世界ならチンギス・ハーンとかシーザーとか、アレクサンドロス大王とか、クレオパトラとかを神と祭るようなものである。西洋ではかれらを神として祭っていたりするのだろうか。中国なんかでは老子や孔子などを神格化していたりするが。

 そもそも昔の日本人は人が死んだら霊になるとか、先祖は神や仏になると信じていた、あるいは思っていたか、もしくはそういうことにしていた。権力者や支配者が神になって祭られるのはふつうのことに属していたのだろう。

 現代のおおくの人が人が死んだら神になるとは思ってないだろうが、死者を神格化した神社にはふつうに参ったりする。たいがいの人には神がだれかなんては関係ないだろうが。天皇や支配者を神として崇めることに違和感や不快感はないものなんだろうか。これはもしかしてときの天皇や支配者が民衆を服従させるために大いに役に立った方策だったのかもしれない。でも当時の人もそんな方策ならちゃんと見抜いたと思うんだけどな。

 古代史を読んでみておもしろいと思ったのは、神社に祭られている神や人によってその人物の権力圏や活躍圏、あるいはゆかりの地がうかがわれるということだ。もちろん日本の神はあちこちに勧請されるわけだからまったくあてにならない場合もあるが、総本社がその手がかりを与える場合もある。かつては人間であったその神の活躍圏がおぼろげながらもわかるというわけである。

 それにしても神やむかしの天皇の名とはなんでこんなにへんてこな名前なんだろうと思う。大物主神(おおものぬしのかみ)、事代主命(ことしろぬしのみこと)、天津彦根命(あまつひこねのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)、玉依姫命(たまよりひめのみこと)、豊玉姫命(とよたまひめのみこと)、息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)、まあ現代人にはその名の意味がとうていわからない。仏教による死んだ人につけられる名前に似ているともいえるのだろうか。もしかしてもともとは日本語ではなかったのだろうか。

 もうひとつおもしろいのはけっこう地域の名前がつけられていることである。吉備(きび)であるとか、倭(やまと)、田道間(たじま)であるとか、神の名には地名がついていたりする。むかしの豪族などには地域名がとりいれられたりしていたから出身地がわかりやすい。

 私がもうすこし勉強しておれば、古代史と神社の分布の意味を読み解けたのだろうが、いまの私にはまるで手に負えない話である。だいたい古代史の天皇名すら頭にまとまっていない。また、そこまで古代史に手を広げるかもわからない。たんに印象記だけで終えます。



■参考になるおもしろい本
 『崇神天皇とヤマトタケル』神一行 学研M文庫
 『日本の神様がよくわかる本』戸部民夫 PHP文庫






■石切神社にいってきました。    2004/10/31

 初代天皇の神武天皇を打ち負かした饒速日命(にぎはやひのみこと)を祭る石切剣箭(いしきりつるぎや)神社にいってきました。

 古代、生駒山のふもとのこの地で神武天皇を打ち負かすほどの勢力があったわけです。饒速日命は物部一族の祖といわれ、この地のすこし北に日下(くさか)という地名があるように「日本国」の由来の地ともされています。

これが石切神社です。参堂には土産屋や占い師の店がたくさんあって、かなり庶民的な神社になっています。
みなさん熱心に百度石(?)を廻っていました。きょうは特別な日なんでしょうか、それともいつもの光景なんでしょうか。
神武社には神武天皇が戦の勝敗を祈って蹴った石が祭られているそうです。のちに負けることになる饒速日命は滅ばされなかったのですね。
ふつう門に祭られている像は阿修羅みたいに怖い鬼みたいな像ですね。ここでは古代朝廷の服装をした武人の像が門を守っています。
おお、参道にでかい仏像があるではないか。神道と仏教がごちゃまぜです。
参道を少し上ると大阪平野が見渡せる高台になります。古代は大阪湾が生駒山麓まで迫っていましたから、湊を一望できたわけですね。ただ守りが弱いので都は生駒山をへだてた奈良に移りますが。





■私が小説より新書・学術書が好きな理由    2004/11/7

 講談社現代新書がデザインを変えた。おもちゃみたいな簡素なデザインになってがっくりだ。 講談社の新書はデザインがおしゃれで、凝っているつくりがひじょうに気に入っていたのだが、こんどの新デザインはなんだ。

▼新デザイン(以下、画像はAmazon.co.jp:本からお借りしております)


▼以前の凝ったデザイン(こっちのほうがよかった)



 まあ、新書は中身が勝負だからシンプルであるのが王道であるのだろうけど、やはり装丁や表紙の印象が本の好き嫌いのいくらかを左右するので、新デザインはひじょうに残念なことだ。

 新書の出版社数はほんとうに増えた。私が本屋に行く楽しみの一つに新書の新刊を見ることがある。読みたそうな、興味が魅かれる新刊に出会ったときにはたいへんうれしい。思わず「おーっ」と思ってしまう。


▼ちなみにきょうの新書の売れている本。
1. 頭がいい人、悪い人の話し方    PHP新書
樋口 裕一 (著) 新書 (2004/06) PHP研究所
おすすめ度: 3.0 5つ星のうち
通常24時間以内に発送

2. オニババ化する女たち 女性の身体性を取り戻す    光文社新書
三砂 ちづる (著) 新書 (2004/09/18) 光文社
おすすめ度: 3.2 5つ星のうち
通常24時間以内に発送

3. 伝わる・揺さぶる!文章を書く    PHP新書
山田 ズーニー (著) 新書 (2001/11) PHP研究所
おすすめ度: 4.7 5つ星のうち
通常24時間以内に発送

4. コミュニケーション力    岩波新書
斎藤 孝 (著) 新書 (2004/10) 岩波書店
おすすめ度: 4.0 5つ星のうち
通常24時間以内に発送

5. 弱さを強さに変えるセルフコーチング    講談社プラスアルファ新書
辻 秀一 (著) 新書 (2003/06) 講談社
おすすめ度: 4.0 5つ星のうち
通常24時間以内に発送

6. 「できる人」はどこがちがうのか    ちくま新書
斎藤 孝 (著) 新書 (2001/07) 筑摩書房
おすすめ度: 4.1 5つ星のうち
通常24時間以内に発送

7. バカの壁    新潮新書
養老 孟司 (著) 新書 (2003/04/10) 新潮社
おすすめ度: 2.7 5つ星のうち
通常24時間以内に発送

8. 組織変革のビジョン    光文社新書
金井壽宏 (著) 新書 (2004/08/18) 光文社
おすすめ度: 4.0 5つ星のうち
通常24時間以内に発送

9. 教育と国家    講談社現代新書
高橋 哲哉 (著) 新書 (2004/10/19) 講談社
通常24時間以内に発送

10. 世界のスーパーVIPスペシャル【CNNライブCD+新書判テキスト】100万語[聴破]CDシリーズ1
CNN English Express編 (編さん) 単行本 (2003/09/11) 朝日出版社
おすすめ度: 4.8 5つ星のうち
通常24時間以内に発送



 新書の出版社はいぜんは岩波、中公、講談社くらいだったのが、いまはちくま、PHP、文春、洋泉社、集英社、新潮社、光文社、平凡社と盛りだくさんになった。おかげで新刊を楽しみにしたり、本を選ぶ楽しみが増した。

 新書は学術書や専門書の入門書や概説書がメインであったと思う。いまは出版数が増えたので、問題提起的なエッセーに近い本もだいぶ増えたと思う。新書内部での問題圏みたないものができあがりつつあるのかもしれない。新聞みたいに事件や事故を中心にあつかう下世ネタよりだいぶすばらしいことだ。世論というのは時事問題より、こういう世界から広がるべきなのだ。

 でも新書のような専門書を読む人は増えているのだろうか。私がちまたの人に本の話をしようとすると、たいがいは小説の話になる。みんな本といえば小説と思う人が多いらしく、専門書や学術書が視野に入っている人は少ないと思う。

 書店に平積みにされる新刊はたいがいは小説の文庫本だし、ネットの書評ページの多くも小説である。新書や専門書のみの書評ページというのはやっぱりあまり多くない。新書を読む層というのは増えているのだろうか、どのような層なのだろうかと思う。

 小説や物語はやっぱり人気がある。学術書が好きな私としてはうらやましい。小説を読んでいたほうが一般受けするんだろうなと思う。

 でも物語でものごとや世界を認識するあり方というのはどうなんだろうかと思う。物語は物語世界という現実社会とちょっと違う視点をつくりだすし、現実社会の構造や形相といったものを照射するわけではないし、物語のヒロイックなあり方や物語的な感受性や情緒をつくりだしてしまうと思う。

 なんていうか、私は世の中をドラマや物語の情緒で捉える感受性はあまり好きではないのである。ヒロイックな捉え方はあまりにもナルシスティック、自我肥大的であると思う。もう少しごりごり論理的・客観的・冷徹であるべきだと思うのである。ドラマは自己の客観性をあまりにも見失いやすいのではないかと思う。ヒロイックな自分が恥ずかしい。

 といっても私も十代や二十代ころまではものすごく物語が好きであった。マンガに映画にドラマに小説と物語ばかり見たり読んだりしていた。そういうときには新書や学術書は興味がなかなか向かないし、だれがいったいこんなカタブツそうな本を読むのだろうかと思っていた。そういう物語の養分が必要な時期というのがあるのだろう。思考や認識の成長の一環なのだろうか。

 ぜひ多くの人に新書や学術書に興味が向くようになってほしいものだが、こういう本というのはどうやったら読みたくなるものだろうか。専門書への興味の向き方というものが多くの人にはセッティングされていないだけの話だと思うが。

 学校で習うものといえば、たった教科書一冊のみで、ほかの専門書を読む方法や展開法というものを教えてもらわなかった。こういう技術こそを学校は教えるべきだと思うのだが。よくたとえがあるが、魚ばかり食べさせて釣りの方法を教えてもらわなかっということだ。

 専門書を読み進める方法というのは疑問や好奇心を継続させることだと思う。これはなんでだろう、これはどういうことなんだろうという好奇心を、本一冊の中につぎつぎと見つけてゆくことで、関連書をつぎつぎに読みたくなるものである。そういう読書の活用法というものが備わっていなかったら、本はつぎつぎに読みたくはならない。

 思い出せば、私もこういう興味の引き出し方を学んだのは、手塚治虫のマンガだった。ガイドブックのようなものをもっていれば、つぎつぎと手塚治虫のほかの著作も読みたくなった。遠くの本屋まで探しに行ったり、ほかにはどの著作がおもしろいのか調べたりして、関連書をつぎつぎと読んでゆく方法を学んだように思う。そのころの経験がげんざいの読書の方法に活かされているのである。マンガもバカにできない。

 新書のほかの学術書といえば、文庫には講談社学術文庫とちくま学芸文庫がある。この新刊も私は楽しみにしている。文庫といえどもちょっとお高いが、学術書が文庫本で手に入るのはたいへんありがたい。ちくま学芸文庫なんか最新の思想家をとりあげたりして、思わず驚いてしまう。これからも良著に期待したいものである。



▼ちくま学芸文庫の売れている順。
1. 夜這いの民俗学・性愛編    ちくま学芸文庫
赤松 啓介 (著) 文庫 (2004/06/10) 筑摩書房
おすすめ度: 3.2 5つ星のうち
通常24時間以内に発送

2. 快読100万語!ペーパーバックへの道    ちくま学芸文庫
酒井 邦秀 (著) 文庫 (2002/06) 筑摩書房
おすすめ度: 4.1 5つ星のうち
通常24時間以内に発送

3. 戦争における「人殺し」の心理学    ちくま学芸文庫
デーヴ グロスマン (著), その他 文庫 (2004/05) 筑摩書房
おすすめ度: 4.7 5つ星のうち
通常24時間以内に発送

4. 英文翻訳術    ちくま学芸文庫
安西 徹雄 (著) 文庫 (1995/05) 筑摩書房
おすすめ度: 4.8 5つ星のうち
通常24時間以内に発送

5. レポートの組み立て方    ちくま学芸文庫
木下 是雄 (著) 文庫 (1994/02) 筑摩書房
おすすめ度: 4.0 5つ星のうち
通常24時間以内に発送

6. いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか    ちくま学芸文庫
ルドルフ シュタイナー (著), その他 文庫 (2001/10) 筑摩書房
おすすめ度: 5.0 5つ星のうち
通常24時間以内に発送

7. 人間の条件    ちくま学芸文庫
ハンナ・アレント (著), 志水 速雄 文庫 (1994/10) 筑摩書房
おすすめ度: 4.8 5つ星のうち
通常24時間以内に発送

8. わたしの外国語学習法    ちくま学芸文庫
ロンブ カトー (著), その他 文庫 (2000/03) 筑摩書房
おすすめ度: 4.0 5つ星のうち
通常24時間以内に発送

9. オイラーの贈物―人類の至宝eiπ=-1を学ぶ    ちくま学芸文庫
吉田 武 (著) 文庫 (2001/11) 筑摩書房
おすすめ度: 4.6 5つ星のうち
通常24時間以内に発送

10. 宇宙船地球号操縦マニュアル    ちくま学芸文庫
バックミンスター フラー (著), その他 文庫 (2000/10) 筑摩書房
おすすめ度: 4.8 5つ星のうち
通常24時間以内に発送
【感想】 『夜這いの民俗学』は売れるべき本であると思う。おじいちゃん、おばあちゃん世代いぜんの日本人の奔放な性を知るべきである。シュタイナーとアレントが売れているとは意外? 学術文庫といえども実用書が売れているのね。


▼講談社学術文庫の売れている順
1. ガリア戦記    講談社学術文庫 (1127)
カエサル (著), 国原 吉之助 文庫 (1994/05) 講談社
おすすめ度: 4.5 5つ星のうち
通常24時間以内に発送

2. 朝鮮紀行―英国婦人の見た李朝末期    講談社学術文庫 (1340)
イザベラ・バード (著), 時岡 敬子 文庫 (1998/08) 講談社
おすすめ度: 5.0 5つ星のうち
通常24時間以内に発送

3. 本を読む本    講談社学術文庫 (1299)
M.J.アドラー (著), その他 文庫 (1997/10) 講談社
おすすめ度: 4.4 5つ星のうち
通常24時間以内に発送

4. 論文の書き方    講談社学術文庫 (153)
沢田 昭夫 (著) 文庫 (1977/06) 講談社
おすすめ度: 4.3 5つ星のうち
通常24時間以内に発送

5. 性の民俗誌    講談社学術文庫
池田 弥三郎 (著) 文庫 (2003/08) 講談社
おすすめ度: 4.0 5つ星のうち
通常24時間以内に発送

6. 海舟語録    講談社学術文庫
勝 海舟 (著), その他 文庫 (2004/10) 講談社
通常2〜3日以内に発送

7. 内乱記    講談社学術文庫 (1234)
カエサル (著), 国原 吉之助 文庫 (1996/06) 講談社
おすすめ度: 3.0 5つ星のうち
通常24時間以内に発送

8. シュリーマン旅行記清国・日本    講談社学術文庫 (1325)
H.シュリーマン (著), 石井 和子 文庫 (1998/04) 講談社
おすすめ度: 4.8 5つ星のうち
通常24時間以内に発送

9. 経験と教育    講談社学術文庫
ジョン デューイ (著), その他 文庫 (2004/10) 講談社
通常24時間以内に発送

10. カエサル    講談社学術文庫 (1111)
長谷川 博隆 (著) 文庫 (1994/02) 講談社
おすすめ度: 5.0 5つ星のうち
通常24時間以内に発送

【感想】 ほとんどが歴史書じゃないか。ブームなの? いつものことなの?





■近つ飛鳥風土記の丘にいってきました。    2004/11/13

 奈良の飛鳥にたいして葛城・金剛山系を越えた河内側のほうを近つ飛鳥とよぶそうです。古墳群がたくさんあったり、緑豊かな自然があったり、素朴な場所です。


風土記の丘にはこんな古代の円墳がたくさんあります。原始的というか、のちに巨大化する古墳よりまっとうな気がしますが。
風土記の丘から見える河内方面の景色。
葛城山系の自然がのこされた景色がひろがります。すばらしい緑でした。いつもは大阪市内から遠く霞んで青白く見えるだけですが、近くから山肌が見えると思わず感動します。
推古天皇稜です。田んぼの中にぽつんとあって古代から大切に守られてきたんだなあと思いました。はじめての女帝です。
石垣がむき出しになっている二子塚古墳。こちらのほうが推古天皇の墓だと地元にはつたえられているそうです。岩の隙間から石棺が見えて生々しかったです。
小野妹子の墓です。ヘンな名前だから覚えている人は多いと思いますが、ほんとに本名なのですかね? イモですよ。天皇側に名前を改竄されたのか、それともイモは悪い言葉ではなかったのか。(妻ですよね)
その墓から見える景色で、葬られる場所としてはとても心地よいところでした。





■神の舞い降りた葛城古道をゆく       2004/11/14

奈良(御所市)のほうから見える金剛山。この山麓にかつて王国が築かれたのだろうか。
神が舞い降りたとされる高天原の神社へとつづくかなり樹齢の古そうな大木の道。
高天彦神社。神話の地はここなのだろうか。
おそらく秋津洲のあたり。天皇が「島のようだな」と詠んだところ。山の向こうはたぶん飛鳥である。
葛城山が前方に迫る。役小角が修行したとされるいわくつきの山。
あたりはまっ暗になってしまった一言主神社。たしか神話にあった天皇とそっくりな格好をしていた神だったと思うが。






■ブログにしようかな。     2004/11/14

 このHPをブログにしようかなと迷ってます。まあ、だいぶ前にもいいなと思ったことはあるのですが。

 ブログのいいところは読者の声がすぐ届くトラックパック機能があるところと、デザインが整理されていてきれいなところだと思う。

 このHPはホームページ・ビルダーV8で作製されていて、文章の行間を離すことができなくて読みにくいことと、文章の列が長く表示されることに難を感じていました。ブログの文字はすこし小さいですが、読みやすいと思います。

 HPに掲示板を設けることはためらいつづけてきましたが、ひとつのテーマや項目にトラックバック機能がつけられるのはだいぶいいと思います。掲示板はHPの内容があまり反映されないような気がするのかもしれません。

 参考までにブログのリンクです。
 【Doblog】ドブログ|無料レンタルブログサービス
 Blogzine ブログ人
 blogサービス[ココログ]@niftyトップ
 Excite エキサイト : ブログ(blog)
 livedoor Blog
 Myblog japan
 ブログ - goo BLOG
 簡単blogサービス:WebryBlog(登録無料)
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 まあ、まだ検討中ということです。HPをつくりはじめたときからどうしてブラウザからHPをつくれないのかと思っていましたからブログはいい形だと思いますが、あまり型にはまった形式になりすぎるのはいやだし、ブログ機能には融通が利かないところがあるような気もするし、ホームページ・ビルダーにもいい機能や使い勝手の良さもありますし、迷っちゃいます。トラックパック機能がかんたんにつけられたらいいと思うんですが。

 このHPは開設してからおそらく7周年になると思います。7年もつづいているHPなんてそうないんじゃないでしょうか。もう老舗だね。でも7年にしてはアクセス数が伸びないですが(さみしィー)。

 HP作製は私の楽しみですから、たぶんこれからもつづけてゆくと思います。趣味やテーマの変遷があまりにも激しいためについてこれる人は少ないかもしれませんが、私は自分の興味のおもむくまま読書と知の探索をつづけてゆくつもりです。わが道をゆく〜。




■2004/11/17 やっとスタイル・シートで行間の空け方がわかるようになりました。ハッピー! これから文章が読みやすくなると思います。でもなんだか散漫な印象になった気が。。。


あなたのご意見・ご感想ぜひお待ちしております!
  ues@leo.interq.or.jp

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